フリーランスが40代でフランス移住する前に知っておくべき手続きガイド

フリーランスが40代でフランス移住する前に知っておくべき手続きガイド

2025年2月20日

やあ、猫太郎だよ!40代フリーランスがフランスに移住するなら、ビザ、税金、社会保障といった手続きが山ほどある!「えっ、なんか大変そう…」って思うよね?でも大丈夫!猫太郎も最初は「無理じゃない?」って思ってたけど、やることを整理すれば意外といけるんだ。

今回は、フリーランスとしてフランスに移住するための準備をまとめたよ!これを読めば、猫太郎のように移住に向けた一歩を踏み出せるはず!

フリーランスのフランス移住に必要なビザ

フリーランスがフランスに移住するには、長期滞在ビザ(VLS-TS)の一種である自営業者向けビザを取らなきゃいけない。これは「職業活動ビザ(passeport talent – profession libérale)」とも呼ばれているよ。

ビザ取得の基本条件

ざっくり言うと、こんな条件をクリアしていればOK!

  • フリーランスとしてフランスで仕事をする計画がある
  • 年間20,000ユーロ以上の収入を証明できる
  • フリーランス経験がある(実績を見せられるとなお良し)
  • 事業計画書を提出する(カフェで書き殴ったメモじゃダメだよ!)
  • 住む場所が決まっている
  • 健康保険に加入している
猫太郎

えーと20,000ユーロって今いくら?って思ったら2025年2月のレートだと約300万円だね。この金額は、割とギリギリで、余裕があるとは言えない数字なんだよね💦
だから、日本の仕事を続ける or 生活コストを下げる工夫は大事だよね!

フランス移住に必要な書類

猫太郎が申請したときに集めた書類はこんな感じ。

✅ パスポート(有効期限に注意!)
✅ 申請フォーム(VLS-TS用)
✅ 事業計画書(Plan d’Affaires)
✅ 収入証明(確定申告書とか銀行残高証明)
✅ 住居証明(賃貸契約書や光熱費の請求書)
✅ 健康保険の加入証明

申請の流れ

「で、どうやって申請するの?」って思ったよね?こんな感じで進めていくよ!

  1. フランス大使館のサイトでビザ申請の予約を取る
  2. オンラインで申請フォームを入力
  3. 必要書類を用意して、大使館で面接
  4. 審査結果を待つ(1〜3ヶ月くらい)
  5. ビザが取れたらフランスにGO!
  6. フランス到着後3ヶ月以内にOFII(移民局)で滞在許可証の手続き

フランスでのフリーランス登録手続き

ビザが取れてホッとしてるかもしれないけど、まだ手続きは終わりじゃないよ!フリーランスとして正式に働くには、フランスで事業登録をする必要があるんだ。これを忘れると、仕事はできても正式な報酬が受け取れなかったり、税務申告ができなかったりするから要注意!移住後の最初の大仕事だから、しっかり準備してスムーズに進めよう。

どの事業形態を選ぶ?

フリーランスが選ぶ事業形態は主に2種類。

Micro-entreprise(ミクロ・アントルプリーズ)

  • 小規模フリーランス向け。手続きがシンプルで、税金管理もラク!
  • 年間売上制限あり(サービス業は約77,700ユーロまで)。

Entreprise individuelle(個人事業主)

  • 本格的にビジネスするならこっち。
  • 経費を計上できるけど、税務申告はちょっと面倒。
項目Micro-entreprise(ME)Entreprise individuelle(EI)
経費の計上できないできる(家賃・PC・交通費など)
社会保障費の計算売上の約22〜25%課税所得(売上−経費)の約30%
所得税売上の約6%課税所得の約10〜15%
税務手続き簡単やや複雑(経理が必要)
付加価値税(TVA)免除(34,400ユーロ以下)必要(34,400ユーロ以上)
猫太郎

実際に猫太郎は、バリバリ働きたいから、最初はEntreprise individuelleを選ぼうかなと思ったよ。なんでかっていうとね。。。

なぜEntreprise individuelle(EI)が個人事業主に適しているのか?

1. 売上制限がない
Micro-entreprise(ミクロ・アントルプリーズ)には年間売上制限があって、サービス業は約77,700ユーロ(約1,240万円)までしか稼げない。
だけど、EIなら上限がないから、300万円以上稼ぐならこっちの方が自由度が高いんだ。

2. 経費を計上できる
Micro-entrepriseは経費の控除がほぼできないから、実際の収入が多くても税負担が重くなりがち💰💦
EIなら経費をしっかり申告できるから、例えばパソコンやソフトウェアの購入、家賃の一部、交通費などを経費計上して節税できる!

3. 事業の成長に適している
Micro-entrepriseは簡単で始めやすいけど、成長すると税金や社会保障の負担が増えてくる。
EIなら、規模が大きくなっても柔軟に対応できるから、長期的にフリーランスを続けるならこっちが安心。

でも、Entreprise individuelleのデメリットは?

もちろん、EIにはデメリットもあるよ👇

税務手続きがちょっと複雑(ちゃんと会計管理が必要)
社会保障費の負担が大きめ(収入に応じて高くなる)
簡単にはやめられない(Micro-entrepriseよりも手続きが増える)

猫太郎

このデメリットを考えて、やっぱやめよ〜って思ったんだよね。経費を落とせるのがいいと思ったんだけど、書類作成の量を考えたら、憂鬱になっちゃって。。。
だって、フランスのお役所って、めちゃ評判が悪いんだもん。もちろん、日本だってそんなに良いとは思ってなかったんだけど、比べるのも馬鹿馬鹿しいくらい、評判が悪かったんだ!!

結論:年間300〜400万円の所得であればMicro-entrepriseがおすすめ!

  • MEの方が手続きがラクだけど、経費が計上できないから課税所得が高くなる!
  • EIなら7,000ユーロの経費を計上して課税所得を減らせる!
  • 400万円くらいの収入だと、MEとEIの手取りはまだ大きく変わらない!
  • 年500万円を超えるとTVAが発生するため、EIの方が手取りが増える!
  • 経費がたくさんあるならEIの方が節税しやすくなる!

ということで、最初はMicro-entrepriseを選んで、収入が増えたり、経費がかさむようになったらEntreprise individuelleに変えようと思ったんだ。

ちなみに、フランスのお役所で気をつけることも書いておくね。

フリーランスがフランスの役所で手続きする時に注意すること!

  • URSSAF(社会保障登録) → 書類をなくされやすい!メールでやり取りするのが◎
  • 税務署(Centre des impôts) → 職員によって対応がバラバラ!質問は複数の人に確認すると安心
  • Prefecture(滞在許可証関連) → 予約が取りにくいから、早めに行動!
  • CPAM(健康保険) → 書類の処理が遅いから、手続きはすぐやる!

事業登録の流れ

フランスでフリーランスとして正式に活動するには、事業登録が必要だよ。まず、事業形態を決めたら、オンラインで登録手続きを進めよう。登録が完了すると、事業者識別番号(SIRET番号)が発行され、正式にフリーランスとして活動できるようになる。その後、税務署で開業届を提出し、社会保険(URSSAF)に加入することで、税金や社会保障の支払い義務が確定する。スムーズに手続きを進めるために、必要書類を事前に確認しておこう!

  1. INPI(フランス知的財産庁)またはURSSAFのサイトで登録
  2. SIRET番号(事業者識別番号)をゲット
  3. 税務署(Centre des impôts)に開業届を提出
  4. 社会保険(URSSAF)に登録

フリーランスの税金と社会保障

フリーランスとしてフランスで働くなら、税金と社会保障の仕組みをしっかり理解しておこう。所得に応じて所得税がかかり、社会保障費も自己負担になる。事業形態によって税率や計算方法が異なるため、自分に合った制度を選ぶことが大切だよ。特に、Micro-entrepriseとEntreprise individuelleでは税務処理や社会保障費の計算が変わるので注意。社会保障費は健康保険や年金のために支払うものだから、収入に応じた負担額を把握し、計画的に管理しよう!

フリーランスの税金

所得税(Impôt sur le revenu)

  • Micro-entrepriseなら、売上の一定割合を税金として納める。
  • 個人事業主は通常の所得税申告が必要。

付加価値税(TVA)

  • 年間売上が34,400ユーロ以上なら適用。

社会保障費(Cotisations sociales)

  • URSSAFを通じて支払う。収入の約20〜25%くらい。

住居と銀行口座の開設

フランスでの生活をスムーズにスタートするためには、住居の確保と銀行口座の開設が欠かせないよ。住居を探す際は、賃貸契約に必要な収入証明や保証人の条件を事前に確認しよう。最初はAirbnbやシェアハウスを活用するのも一つの手。銀行口座を開設するには、パスポートや住居証明、滞在許可証が必要になることが多い。フリーランスとして活動するなら、事業用口座を持つと管理がしやすいよ。手続きをスムーズに進めるために、必要書類を準備しておこう!

4-1. 住居の探し方

フランスでは賃貸契約に収入証明が求められることが多い。移住直後はAirbnbやシェアハウスを使うのもアリ。(住まいはどこがおすすめなのかっていうのは、また紹介するね!)

方法説明信頼度
税務申告書(Avis d’imposition)フランスで確定申告をしている場合に使える★★★★★
フリーランス収入証明書(Attestation de revenus)自分で作成する書類(SIRET番号や収入明細を記載)★★★
銀行の入出金明細(Relevé bancaire)直近3ヶ月の入金を証明(安定収入があると◎)★★★★
クライアントとの契約書(Contrat de prestation)今後の収入が確実にあることを証明★★★★
保証会社(Garantmeなど)収入証明が難しい場合の代替策(手数料が必要)★★★
猫太郎

猫太郎は、頑張ってフランス語でクライアントとの契約書を作成してサインをもらって提出したよ!日本語だとダメだって言われたからね。

4-2. 銀行口座の開設

銀行口座の開設には、パスポート・住所証明・滞在許可証が必要。

✅ BNP Paribas(日本語対応あり)
✅ La Banque Postale(手続きがシンプル)
✅ N26(オンライン銀行で便利)

まとめ

40代フリーランスのフランス移住、手続きが多くてびっくりするかもしれないけど、一つずつ進めれば大丈夫!猫太郎も最初は「こんなの無理!」って思ったけど、やってみたら意外となんとかなるもんだよ!😊✨

フリーランス仲間のみんな、しっかり準備してフランス移住を成功させようね!

Bonne chance!(頑張ってね!) 🇫🇷🐾