●平成8年6月
故安江良介氏を迎え、金沢経済同友会創立40周年記念事業企画会議を開催。21世紀の都市のモデルとして世界に向け先導的な役割を果 たすことを目的とし、経済、文化、環境、福祉等、都市における諸問題をテーマにした国際会議を開き、その成果 を国内外に向けて発信することを提案。それらの考えに基づき「金沢ラウンド」の企画がスタート。

●平成9年4月
金沢経済同友会40周年記念式典にて40周年記念事業として「金沢都市文化会議(金沢ラウンド)」を提唱。その後正式名称を「金沢創造都市会議」と改める。
【基本コンセプト】 世界から創造的な人々が金沢に集い、都市文化、都市政策について論じ、語り合い、交流し、21世紀の世界の都市問題解決に寄与する提言を発表する、世界の都市に向けた、ひらかれた継続的国際会議。

●平成11年3月
第1回プレシンポジウムを開催(3月24日/石川県地場産業振興センター新館)。講師にドス・エルシャウト氏(アムステルダム大学)、アンソニー・サージャント氏(バーミンガム都市協議会)、富沢木実氏(社会基盤研究所)、佐々木雅幸氏(金沢大学:当時)を迎え、各氏プレゼンテーションに続き、「金沢ラウンド開催の可能性について」をテーマにパネルディスカッションを開催。基本構想および構造、創造都市学会設立などが発案される。

●平成12年3月
第2回プレシンポジウムを開催(3月11日・12日/石川県地場産業振興センター新館、ひがし茶屋街)。チェアパーソンに佐々木雅幸氏、講師に荒川哲生氏、川勝平太氏、竹村真一氏、田中優子氏、野村万之丞氏、松岡正剛氏、地元関係者からコーディネーターとして大場吉美氏、金森千榮子氏、小林忠雄氏、水野一郎氏、米沢寛氏を迎え開催。メインテーマを「都心(みやこごころ)」とし、第1部は各氏のプレゼンテーションに続き、「都心に遊ぶ」「都心のメディア」「都心の空間」の3つの分科会にわかれて、創造都市にとっての魅力ある都心は、どのようにあるべきかについて議論。第2部分科会として、ひがし茶屋街のお茶屋を会場に「都心に仕掛ける」のテーマのもと、第1部の討論をさらに深めた。

●平成13年2月
第3回プレシンポジウムを開催(2月22日・23日/石川県地場産業振興センター新館、ひがし茶屋街)。チェアパーソンに水野一郎氏、講師に市村次夫氏、伊藤光男氏、川勝平太氏、小林忠雄氏、竹村真一氏、松岡正剛氏、山口裕美氏、米井裕一氏、米沢寛氏、モデレーターに大内浩氏、金森千榮子氏、佐々木雅幸氏を迎え開催。メインテーマを「都心(みやこごころ)2」とし、「都心で実験してみたいこと」「これから議論するテーマは何か」「創造都市とは何か」の3つの分科会にわかれて議論。2001年度の本会議開催に向けて、具体的なテーマや創造都市の定義について議論し、実際に解決すべき課題や進むべき方向について、意見を交わした。
  
  
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