金沢創造都市会議2007宣言

大内●いつものことでもあるのですが、私たち自身がもう一度奮い立たせるためにも、もう一度次のステップに移るためにも、その宣言を毎回発表しております。「金沢創造都市会議宣言」というものを作っております皆さんには宣言案をこれからお配りいたします。その上で皆さんのご同意を得て、この宣言案をできれば採択したいと思いますので、ご協力をお願いしたいと思います。

 北陸新幹線の金沢開業に伴って予想されるストロー現象や都市間競争に打ち勝つために、当面の最終駅となる金沢の魅力づけが大事であり、さまざまな施策を積み重ねていかなければならない。
 そのためのキーワードは「実践」である。
 社団法人金沢経済同友会は、これまでも金沢の旧町名の復活、ふるさと教育の推進、世界遺産登録運動など数々の「提言」を行い、行政の側もこれに呼応して、具体的な取り組みが展開されてきた。2014年まで、時間があるようでそんなにない。「提言」と「実践」を繰り返していこう。


 
 
閉会

金沢創造都市会議開催委員会参与
社団法人金沢経済同友会副代表幹事
米谷恒洋

 


 第4回目の金沢創造都市会議でしたが、ゲストの先生方には2日間にわたって大変熱心な議論、そして素晴らしいアイデア、あるいは大胆なご意見をたくさん頂きまして、ありがとうございました。それから、山出市長にはすっかりレギュラーとして定着を得たようで、まことにありがとうございました。また、一般市民の方、あるいは同友会の会員の方も2日間にわたって大変ご協力いただきまして、ありがとうございました。
 漢字と平仮名とアルファベットという3つの金沢を、「うたう」「みる」「あそぶ」という3つの視点からご議論をいただいたのですが、私なりに言わせていただければ、「うたう」というのは発信すること、「みる」というのは学ぶこと、「あそぶ」というのは体験することだと思っております。金沢の町は世界に自信を持って発信できる町、あるいは皆さんが学んで価値のある町、そして、体験してみてその良さが分かる町だと思っております。今日ご出席の皆さんとともに、早速実践行動に移していくことが都市間競争に打ち勝つ最短の道ではなかろうかと思っております。2日間、本当に皆さんありがとうございました。
  
 
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