全体会議
     
進行:大内 浩(芝浦工業大学教授)
   


大内 浩 
●昨日の議論をベースにしながら、金沢の引力を高めていく仕組みや仕掛け、プログラムとは具体的に何なのか議論したい。「CAFE」や「サロン」、「茶室」が都市的な創造力の源泉だという話もあったが、具体的に私たちがそれぞれ何をしたら良いのか。



立川直樹 
●映画の撮影所システムのような形で、一つのプロジェクトを映画と見立て、実際何本かの企画を出してみる。それには、予算がいくらぐらいか、どういうキャスティングをすれば一般の人たちに受け入れられるかを検証し、具体的なプロジェクトを同時進行させて、これはGOだなと思うものはやってみる。その場合、小原さんの言われるファンドも重要だろうし、関わっている人たちが、自分たちの利益になるような企画が出てくればさらに良い。人が動くことによって、いろんなことが学べて成果が出てくる。それを一早く立ち上げる必要があって、議論することと実働することが、そろそろリンクし始めたほうが良いのではないか。

●コンペティションあるいはアワードみたいなものを金沢で立ち上げたらどうか。建築も含めた幅広いアートアワードを立ち上げて、それを金沢から発信していく。
クラッシックとコンテンポラリーなダンス系のものやポップミュージックを連動させる。インターネットを使って世界中とコンタクトを取れるので、いち早くやった方が良い。これは、和も含めて出来る。アメリカの例でいうと、以前はニューヨークでレコーディングしていた人たちが、ナッシュビルという街へ来て制作している。カントリー&ウェスタンの聖地だが、アメリカの音楽業界の大きな流れに巻き込まれないで自分たちの音楽づくりができるので、ナッシュビルに移住して、そこのスタジオで、割と生音に近いものをつくっており、ナッシュビルブランドみたいになっている。ベトナムはレコーディングコストがすごく安いのでアーティストがみんな目を付けて行くのではないか。レコーディングの拠点は、もはや東京やニューヨークである必要はなく、支援体制が整っているところであれば、どこでもチャンスがある。ただ、最初にキーになる人が重要。顔の見えない人のところには、アーティストは怖くて行かない。人が人を呼んで増殖していくというのは、CAFE理論にとても近いものがある。



水野一郎 
●外環状線沿いに大学がたくさんあり、都市圏に25,000人の大学生がいる。その大学生と都心とを結びつけるためのコンペティションとかをプロデュースするのは面白い。学生たちが持つ潜在力を引き出すプロデュースを誰かがしなくてはいけない。

●これまで歴史や文化のハード面の環境を整えてきた。舞台は少しずつできているので、そこで何を演技するか、何を演出するか、どんなものを見せるか、そういう魅力づくりをやりはじめるために「CAFE」とか「ファンド」とかが良い触媒になってくれるだろう。



小原啓渡 
●金沢は、東京でも京都でもない、独自のアイデンティティを組み立てていかなければいけない。そのためには、いきなり世界に発信すべきだ。

●私が京都でやっている「合宿ワークショップ」が参考になる。レジデンスと劇場を使って全国からワークショップ生を募集する。講師と一緒に1週間くらい泊り込む。ワークショップは朝から晩まであるわけではなくて、あえて間をおいて京都観光をしてもらうもので、3年くらいやっていてとても人気がある。それをもっと膨らませて「国際文化ワークショップフェスティバル」を企画する。文化ワークショップを100〜200並べて、子どもから奥さんまでいろんな方が参加できるように多様なワークショップを用意する。それをファンド化する。市民の方に5000円ずつ、企画に出資していただく。見返りとして、例えば200あるワークショップのうち3つ選べ、しかも先行予約できるようにする。

●なぜ国際ワークショップか。海外の人は、私たちが思う以上に、日本の文化に非常に興味を持っている。世界の方たちにどんどん来ていただいて、日本の民芸とか文芸、ポップカルチャーを体験してもらい、人と人との繋がりができてくる。しかも、金沢をアピールできる。ワークショップの開催場所は、文化遺産や都市遺産のような休眠施設を使ったり、企業の会議室を貸してもらったりする。「結構面白いじゃないか」というところから、徐々に事業化していき、証券化していく。ワークショップだけの国際フェスティバルなんて、聞いたことがないので、これは非常に差別化できる。



福光松太郎 
●団塊の世代向けに「日本文化ワークショップ」を金沢でやると、ものすごく人気が出るだろう。木村さんが「第二義務教育」と言われたが、陶芸の体験だったり、お茶のお稽古だったり、団塊の世代向けのワークショップフェスティバルは、金沢で充分にできる。



佐々木雅幸 
●新幹線開通を契機として、金沢がいわゆる大量型の観光に巻き込まれたら金沢の評価が下がる。生活文化型観光の街ならば、金沢は非常に評価が上がる。わかっている人に来てもらいたいし、敷居を高くしたい。彼らに金沢の良さを伝え、その良さを体験した人が入って来るし、金沢で何か新しい仕事をしたいと思っている人たちがやってくるという、良い循環をつくりたい。

●とても危険なのは、ホテルが増え、和風旅館が減るということだ。金沢の魅力は、和風の旅館があり、料亭があり、町家があるところであり、ここがまさに金沢の固有価値だ。合宿ワークショップの場所として、和風旅館を使うべき。

●ワークショップは、身体性を伴うアナログなもので、これは金沢が得意とする。ワークショップという英語にしないで、日本語に置き換えるべき。ファッションウィークは「かなざわごのみ」と表したように、言葉の力を与えていくというプロセスがやはり大切だ。



川井田祥子 
●金沢にも知的障害はあるけれども、アウトサイダーアートの能力を持った人も何人かはいるだろう。金沢なりのスタイルで彼らに光を当てられるような舞台や仕掛けができたら良い。



浜野保樹 
●今年は、岡倉天心の「茶の本」の発刊百年だ。あの本は、お茶という生活様式をきっかけにして、日本文化をわかりやすく理解させるものすごく大切な装置で、それ以後、日本文化の入り口を低くして、深く理解させる装置は実は全くなかった。金沢でやるのだったら、茶の本の代わりの「和風の生き方」。20世紀のアメリカ型の生活様式は、本当に人類を不幸にした生き方だ。それを自覚的に活性化させる装置に、金沢がなったら良い。「かなざわごのみ」が長期的にトライすると面白い。

●ディズニーが一番大きくビジネス展開しているのは、ディズニーインスティテュートという教育事業だ。1週間滞在で、一流のゴルファーがゴルフを教えてくれたり、アニメーターが1週間教えたりしてくれる。金沢の活性装置として、敷居は高いけれども、本物の芸者さんとか女将さんとかから学ぶ研修が考えられる。本物に触れさせて自分がなりきるシミュレーション装置として「和」は奥深い。ディズニーインスティテュートに近い一流の研修をやっていただくと面白い。


大内 浩 
●今年5月に、イタリアのラキュラから建築の学生を連れて来て、金沢で1週間くらいお世話になった。大樋さんから、茶の心を英語できちんと解説していただいた。それから彼らの立ち居振る舞いが、ガラッと変わった。本物を体験するというのは、これだけのパワーがあるというのを、目の前で見せ付けられた。



大樋年雄
●自分や家にとって大切な方が来られるという情報が入ると、お茶を立ててお出ししようとか、来られる方がどんな人か想像して、しっかりとおもてなしを考えて実行する。

●金沢の人は、床の間って何だとか知識に入っていても、忘れてしまったのではないか。今の親の人たちが忘れてしまったので、子どもたちにはそれが伝わってない。たぶんDNAに入っているので、甦らせるようなことをしていくと、すぐ小さい子どもたちでもそういうことをやれるようになるのではないか。もう一回自分の家の身近なところで、三世代で語っていくというのは、もしかしたらもう一回街を掘り起こすことにもなるし、一人ずつの素養、忘れていることを思い出すような運動になる。


福光松太郎 
●金沢の芸子さんの検番で、夏休みに女子小学生高学年に三味線を教えるというのが始まっている。女将さんたちが、パシッとして浴衣を着て練習すると、全然出来なかった子が、わずかな間に見事に御辞儀もできるようになって帰って来るというので脚光を浴びつつある。



山口裕美 
●小原さんが言われた「国際文化ワークショップフェスティバル」の中で、現代アートなどを切り口として金沢21世紀美術館を核にして企画できる。

●金沢21世紀美術館を結婚式の場所にし、それも和風の結婚式をあそこの現代的なスペースでやると面白い。

●金沢で困っていることが出てきた時に、その逆転のリカバリーショットみたいな感じのことが、実は持ち味として出てくる可能性が強いのではないか。例えば、いらなくなった漬物石、おばあちゃんの代の箪笥など、実はそこにお宝的なものがあるかもしれない。あらゆるものを出してきて「おかげさまで、実はすごくうまいことできます」というようなことがあるのではないか。



三宅理一 
●「アーティスト・イン・アキヤ」では、金沢とは比較にならないぐらいボロ家でプログラムを2000年から始めた。日本人を入れると、権利が発生し出て行かなかったら困るので、外国人に来ていただいた。外国人は、これが本当のニッポンと思ってすごく喜ぶ。金沢と比較したら、和風というものではないが、滝田ゆうの世界みたいなものに出てくる一つの新しいワールドを作っている。
  

宮田人司 
●今回の会議では実現可能なものがすごく多い。もう次はアクションだ。誰でも何にも意識することなく、生活の中に自然に入ってくるような仕組みをそろそろ提供すべきだ。小原さんが言われたワークショップも非常に面白い。

●体験してもらうためにも、金沢で今何が起こっているのかということを知ってもらうことがすごく重要だ。その情報を流通する手段というものを、金沢で発信手段として立ち上げるべきなんじゃないか。上場企業の福利厚生を100社ぐらい受けている専門会社がある。福利厚生プログラムには、温泉に安く泊れるとか、レストランとか、ゴルフとか、セミナーもたくさんある。そういうところに、先ほどのワークショップや、金沢でしかできないことはたくさんあるし、売れるだろう。

●Wikipediaの金沢版をつくってしまえばいい。金沢についていろんなことを知っている方はたくさんいても、今はバラバラな情報である。金沢市役所で金沢のWikipediaを立ち上げるといったら、市民からどんどんいろんな情報が入ってくるし世界の方からも入って来るだろう。ただし、たくさん集まってきた情報を精査することが必要だ。結果として、金沢百科事典ができあがる。そこから金沢検定の次のバージョンをつくっていくことができる。審議員のような方を何人かおいてチェックし、巨大なデータベース構築し、最後は市長がオーソライズするというような仕組みがあれば良い。



徳永 
●私たちも「和の文化」について非常に興味を持ってみている。まだまだ私たちが知らない部分、金沢に住んでいながら体感していない部分というのがたくさんあった。私たちのもう一つ下の世代の大学生や高校生にいくと、もうほとんど皆無の状態になっているところがある。それに対して、街づくりの一環として、夏のお祭りの時に「浴衣を着て来てください」というようなキャッチコピーを出してやった。

●金沢にいる学生の8割ぐらいが県外の学生なので、一回金沢の良さを知ってもらって、またリピーターとして将来的に来てもらい、街の魅力を知ってもらう形で考えていた。その中の一つとして「和の魅力」は私たちを含め、若い子たちにどんどん発信していかなければならない。金沢の「和」は、少し敷居が高い部分があるので、私たちがその敷居の高さにどこまでついていけるのかというところも少し考えていかなければならない。



米沢 寛 
●金沢検定の次のバージョンのヒントをいただいた。今年2回目の合格率が上がった。みなさん勉強してきているし、金沢市民はこの街を知りたいということを実感した。

●金沢学会の準備段階で、猫型、犬型というのがあって、猫は家に付く、犬は人に付くという話題がのぼっていた。今までの我々のやってきたことは、猫型かなと感ずる。そろそろ自分たちでなくて、顔の見えるようなキーマンが何人か金沢にいてもらわないといけない。そのプロデューサーなりキーマンの方を中心に金沢のネットワークになっていただいて、是非一緒にやらせてもらいたい。



米谷恒洋 
●東京への一極集中に対抗すべく、各地方都市はそれぞれが知恵を絞っている。日本の中でどうして生き残るかを考えていたが、日本を通り越して、一気に世界へ発信しようじゃないかという視点をいただいた。その場合のキーワードは「和」とあるいは「現代アート」までも入れたものになってくるのではないか。

●世界各国の日本語に堪能な人たちを集めたフォーラムを来年金沢でやろうという話も出てきている。金沢を世界の人たちに理解してもらう絶好のチャンスになるのではないか。そういったものも充分活用して、金沢のブランド価値を上げていく。それとやはり、市民、県民の意識の向上あるいは参加ということが大切である。



半田隆彦 
●地域住民が楽しむとか、面白がるとか、参加したいとかというようなことが非常に大切だ。そういった啓蒙も、やっていかないといけない。「もてなす心」を世界レベルにしていく必要があるのではないか。内側の部分だけれども、非常に大切にしていきたい。



山出金沢市長 
●この街の引力を強めるためには、経済力がしっかりしていないといけない、人とものが動かなければいけない。そういう条件は少しずつ良くなってきている。

●二つ目は魅力度、他の街との差別化条件とするとやはり歴史伝統というのがまずある。これを生かして新しいものをつくっていく。この魅力度の中に遺産とか和の文化を大切にしなければいけない。濃厚に和の文化を残している、和の歴史遺産があるのだから、これは大切にしなければいけない。

●金沢の場合、文化には多様性を期待したい。古いものを大切にし、新しいものもあり、そして異質なものもこれに加わっていくという状況が良いのではないか。ものづくりも同様であって、文化とかものづくりの領域というのは多様なものであってほしい。多様であることが持続性に繋がる。いろんなものがたくさん混じっていてほしい。

●同時に「なんとなぁく」というものも重要で、それはイメージということになるか。「なんとなぁく金沢という街は良い街だ」ということであったら、人は来て下さるはずだ。「艶」とか「隠し味」とかいうのは、まさにそういう分野か。「なんとなぁく」金沢のイメージを良くしている条件は、文化的環境でなかろうか。その背景にあるのは学術文化だろう。知恵のある人が住むに値する街でなければいけない。それには、教育文化の水準とか医療とか福祉の水準とか、こういう基礎的な条件をきちっと整備しておくということが大切だ。

●市民の精神性では、一般的に金沢市民は温かいのではなかろうか。この背景には、一つには仏教大国だったということ、もう一つは雪国で、お隣近所がお互いに手を差し伸べないと生きていけないということもあっただろう。感性というものについては、もうちょっと研ぎ澄ましていく必要がある。

●「もてなし」とはイコール「こだわり」といいたい。私の先代の市長は、お客さんを迎える時に御菓子を出すが、ちょうど菖蒲のシーズンになると、せんべいの上に菖蒲の絵を描いてもらって焼いて来る。「そういうお茶菓子を出せよ」ということを言われていた。名誉教授の久住さんというお医者さん、あの人のこだわりようには、本当に敬服をしている。こだわるということは、それだけのことを知っているということだろう。

●お茶のお話が出たが、釜を掛けるということは、いかに難しいことか。共通のテーマを選んで、そのテーマに基づいていろんな準備をする。そこのこだわりというのはすごいと感じる。こういう領域は、我々にとって重い。大樋さんのように、重いものを象徴した上で、みなさん方に軽く説いてくださるという人の存在は、とても大切だ。そういうことが本当の意味のもてなしだろう。

●芸の世界では、宝生はやっぱり重い。そういう世界も大切にしながら、ああいう技の芸の世界では「粋な領域」というのがあってほしい。粋だということは軽妙で洒脱で、そういうことができる人材というのは大切で、そこに良いもてなしができるはずだ。金沢もそういうことをしていかなければいけない。

●引っ張る力というものを考える場合に、内向きに考えることと、もう一つ外向きに考えていかなければいけないことがある、二つは区別していったらどうか。外向けでは、広域交通体系を整備するとか、広域観光をやるとか、圏域交流をやるとか、情報通信手段を整えるとかになる。同時にここで言われたようないろんな仕掛けをしていくことだろう。

●和風旅館の宿泊客数は相対的に減ってきているが、その中で外国人の宿泊客数は増えてきている。新年度予算で、外国人が泊ることができるような宿泊施設について市としての対応策をやっていく。

●21世紀美術館では結婚式はしてないが、お披露目はしている。金沢辞典ができるようになったら良いし、障害者のアートということも大切なことだ。これはやってみたい領域だ。アカデミックロードにブランチして大学があって学生が3万人近くいるので、学生を結集した一つのものがあっていい。いろんな良い意見をお聞かせいただいたので、一つひとつできるものからしていきたい。



立川直樹 
●金沢学会でコンサルタント会社みたいなものをつくって、金沢だけではなく、全国の料亭と和風旅館のコンサルタントビジネスに取り組むというぐらいにやってもいいのではないか。

●芸大の邦楽科の卒業生が、邦楽コンサートみたいなところだけでやっていると、芸には艶が出ないので宴席でも演奏したいと言っていた。片町にあれだけクラブがあるのだったら、一軒ぐらい和を売りにしたような、金沢ならではの店をモデルケースでつくったらどうか。店のコンセプト自体も学会で全部持って、展開するならちゃんとビジネスにしようというところまで、知恵を結集してやったらいいんじゃないか。

大内 浩 
●市長が言われた言葉で、和にもいろんな和があると同時に、多様性が大切というお話を重く受け取った。サステイナブルを追求する生物多様性という言葉もある。

●日本の美意識のルーツを辿ると、中国からのもあれば、西洋のものも混じっているし、あるいはひょっとするとイスラムも影響を与えたかもしれないし、ここは仏教の影響も相当ある。アメリカのカルチャーなども入ってきている。それをうまく取り合わせて、「金沢ナイズ」、「加賀ナイズ」していくところで、圧倒的にパワーをもたなければいけない。春、夏、秋、冬それぞれに日本の料理も服飾も全部内容が違って、春の着物を秋に着たら笑われるに決まっている。若い人はそういうことすらひょっとして忘れている。多様性ということをただ散らばせて、たくさんあるから多様性であるのではなくて、いろんな種のものがそこの中で混ざり合いながら、新しいものをそこから生み出すのが多様性でないか。

山出金沢市長 
●和風旅館はに街に20軒ほど、昔からみるとだんだん減ってきた。そうした宿の中には、バイキング方式でやっている人もいて、ああいうのも楽しいかなと思ったりもする。いろんな知恵を出して、和風旅館の再生をやったら良い。

水野一郎 
●3年ほど前、スイスから来た夫婦が旅館に泊りたいというので、あちこち探して4軒目でようやく受け入れられた。旅館側も外国人対応をちょっと学習する必要がある。

米沢 寛 
●金沢で一番良い旅館に有名な外国人が泊った時、インターネット設備がなくて、急遽工事をした。和風旅館といっても、最低限情報設備はどうしても必要になってくる。



山口裕美 
●お金を集めるファンドという話が出ているが、一方で「ネーミングライツ」というのもお金を集める手段としてある。携帯やネットの世界、それこそweb2.0はそれを可能にするはずだ。たった100円でも数さえいれば、そういうことができて、なおかつそれをネーミングライツに使うというようなことができれば良い。小銭でいいけれども、たくさんの人に参加してもらうということで非常に大きな動きができるのではないか。
  
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